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不思議な話 第一話 亡くなった母からのメッセージ

1126 satomilk

読了時間: 2分

6月7日

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 占いを始めてから何年か経ったときに、亡くなったお母さんのことを聞きに来た女性がいました。


それまでは、そういう人が来ても「私は霊媒師ではないので、それはお答えできないんですよ」と言って断っていたのですが、そのときばかりはなぜか「死んだ人からのメッセージを占えるかもしれない」と直感で感じたのを覚えています。



彼女は、お母さんと仲が悪く、亡くなる前にも大喧嘩をしたそうです。仲直りをしないままに、突然脳梗塞で亡くなったということでした。


彼女は、本当はお母さんのことが大好きだったと、泣いて頼んできたのが印象的でした。



そこで、いつものようにカードを開き占い始めると、いつもと違う方向からメッセージが来ているのがわかりました。



そのお母さんが、直接私にメッセージを送って来たのです。


それは、「怒ってないよ。許してるよ」というメッセージでした。


それに加えて、「あなたが小学校のとき、私は行っていたんだよ」という言葉も。私は訳がわからないままに、彼女にそのまま伝えました。



すると、彼女は「えっ?」と驚いた顔で話し始めました。


「小学4年生の時に、参観日に私が発表する日がありました。そのとき、絶対に見に来るとお母さんは約束していました。


でも、来ませんでした。「お母さんの嘘つき」と思った私は、その時から口もあまり聞かなくなり、母との仲が少しずつ悪くなっていったのです」


私は、お母さんからのメッセージをさらに続けました。


「あの時、パートが休めなかったので、十分ぐらいしか居られなくて。


でもあなたは教室の後ろを振り返らなかったのよ。


私はたしかに、あのとき行ってたのよ。と言っています」


彼女はその時初めて、自分の勘違いに気付いたようです。


お母さんは約束を守らなかったと、ずっと思っていたけれど、実はそうではなかったのだと。


彼女は、号泣していました。


占いが終わると、子どもの頃からの誤解が解けた彼女は、明るい顔で帰っていきました。



それからは、亡くなった人のこともときどき占うようになりました。



亡くなった人たちのメッセージを聞いているうちに、皆んなに共通の望みがあることも知りました。



それはなんだと思いますか?





「私のことを忘れないで」ってみんな言うんです。必ず。

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